ミームコイン「TRUMP」、保有上位185名に限定ディナーの参加権
11月22日にトランプ・ナショナルで保有者向けイベント
トランプ氏に関連するミームコインTRUMPの運営チームが、上位保有者を対象とした新たなガラディナーの開催を発表した。
イベントは2026年11月22日にワシントンD.C.近郊のトランプ・ナショナルで開催される予定で、時間加重ランキングの上位185名が招待される。TRUMP Coin Clubを運営するFight Fight Fight LLCが発表した今回のイベントでは、単一時点のトークン保有量ではなく、採点期間中の保有量と保有期間を反映したランキングによって参加資格が決まる。順位は毎日更新され、11月12日に最終的な参加資格が確定する予定だ。
上位185名が11月22日のディナーに招待されるほか、上位29名にはVIP資格が与えられ、専用レセプションへの参加やディナーでの最前列席などが用意される。11月12日のランキング確定後、VIP資格取得者は同日のスナップショット時のトークン残高以上をイベント当日まで維持する必要があり、残高が基準を下回った場合には一部のVIP特典を失う可能性がある。一方、ディナーへの参加資格自体は維持されるとしている。
さらに、最上位4名のVIP参加者には18金製のトランプ腕時計が贈られる予定で、このほか香水や記念ポスター、トレーディングカードなどのギフトも用意されている。
イベントにはドナルド・トランプ(Donald Trump)氏がメインスピーカーとして参加するほか、主催者が“レジェンド”と表現する3名のゲストも登場する予定。ただし、参加者とトランプ氏との非公開の個別会談は行われない。
過去イベントでは利益相反をめぐり議員から批判も
TRUMP保有者を対象とした大規模イベントは今回が3回目となる。2025年5月には上位220名の保有者を対象としたディナーが開催され、2026年4月にも297名の保有者を対象としたイベントが実施された。
一方、過去のイベントをめぐっては、米議会から利益相反を懸念する声も上がっている。エリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)上院議員、アダム・シフ(Adam Schiff)上院議員、リチャード・ブルーメンソール(Richard Blumenthal)上院議員は、イベントの企画や参加者の審査、資金面での取り決めに関する文書を求め、大統領との接触機会とトークン購入を結び付けることについて問題を提起した。
ウォーレン氏とブルーメンソール氏はその後、TRUMPをめぐる不正行為や不適切なインサイダー取引の有無についてSEC(米国証券取引委員会)に調査を求めている。ただし、SECによる執行措置の決定は発表されていない。
一方、TRUMPの価格は2025年1月のローンチ直後に記録した73~75ドル(11,500円~11,800円)付近の高値から大幅に下落している。10月1日時点では約2.04ドルと、ピーク時を約97%下回る水準で取引されていた。
今回のガラディナー発表後には一時約10%上昇して2.25ドル付近まで値を上げたものの、その後は直近の水準付近まで下落している。
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